ユーザーインターフェイス(UI)編
UIというのはUser Interfaceの略で、要は操作パネルなどで表示されているもののこと。WoWの画面上に出ているボタンなどについての説明です。
基本画面とその要素
WoWのゲーム中に表示される表示項目の名前はこんな感じ。
簡単なものからひとつずつ説明していきます。
目次
チャットウインドウ
チャットウインドウには、チャットが表示されます。Enterキーを押すと、いつでもチャットを入力することができます。誰がいつ、どのチャンネルでしゃべっているか表示されてますが、この辺は割愛するので人に聞いてください。
ここでは右側のボタンについて、下から順に説明します。
- 1番下の↓ボタン=チャットを一番下の行までスクロールします。新しいチャットは下から表示されていくので、一番新しいところを表示するボタンです。
- 2番目と3番目の↓↑ボタン=チャットを1行ずつ上下にスクロールします。チャットウインドウにカーソルを合わせてマウスホイールでもスクロールできるので、あまり使いません。
- 4番目の吹き出しボタン=チャットチャンネルを選択します。詳細は後述。
- 5番目の人のボタン=フレンドリストを表示します。これも後述。
4番目の吹き出しボタンは、チャットチャンネルを選択するボタンです。
チャットにはチャンネルがあり、近くの人なら誰にでも聞こえるsayチャンネルや、 パーティのメンバーだけに聞こえるpartyチャンネル、特定の誰かにだけ聞こえるwhisperチャンネルなど、いろんなチャンネルがあります。このボタンを押すと、そのチャンネルの選択ができるようになっています。
各チャンネルの詳細は、プレイを続けていれば覚えるでしょう。とりあえず、そういうものがあるんだなーとだけ覚えておけばOKです。
チャットチャンネルは各チャンネルで色分けされていて、分かりやすく表示されるようになっています。sayなら白色、パーティなら水色、といった感じにね。
この吹き出しボタンで選択をしなくても、チャット入力時に/pなどと入力してもチャンネルの切り替えはできます。慣れてくると、このボタンは使わなくなるかな?
一番上の人マークを押すと、フレンドリストが表示されます。道中で知り合った人や友人とフレンド登録をしておけば、彼らがログインしているかどうかを知ることができ、ここからウィスパー(その人にだけ聞こえるメッセージ)を送ることや、パーティーに招待したりすることができます。
左下のAdd Friendボタンを押して、その人の名前を入力すれば、フレンド依頼を送ることができるので、仲良くなった人とはどんどんフレンドになるといいです。
フレンドにはWoW内だけでのフレンドと、Battletagフレンドっていうものがあって、Battletagフレンド同士だとWoWをプレイしていなくてもそのフレンドの状態を知ることができます。
(この画像はモザイク処理してあります。実名が出てる人もいるので)
大きな都市などにいると、さまざまなメッセージがチャットウインドウに飛び交いますが、これらの多くは物の販売・購入希望や、パーティメンバーの募集などだと思います。中にはみんなに見えるチャンネルで雑談をしまくる人なんかもいます。
とりあえずは、自分に話しかけられていることを気づけるように、パーティチャンネル(水色)やウィスパーチャンネル(桃色)に注意していればいいと思います。バフ・デバフフレーム
- バフ(Buff)=有用な魔法やアイテム効果のこと。ステータスを強化したり、ダメージから身を守るバリアだったりする。
- デバフ(Debuff)=バフの逆で、有害な魔法やアイテム効果のこと。ダメージを継続して受ける毒や呪い、ステータスを減少したりする効果などがある。
バフ・デバフには数え切れないくらいさまざまなものがあり、アイコンの上にカーソルを合わせるとその効果をツールチップで確認することができます。プレイを続けていけば、だんだんその内容が分かってきます。
アイコンの下部分に、各バフ・デバフの効果時間が表示されます。1hなら1時間(1 hour)、2minなら2分(2 minutes)、12sなら12秒(12 seconds)などなど。効果時間が表示されていないものは、その場所にいると自動的につくバフだったり、効果を自分でキャンセルするまでは継続するものだったりします。
バフは、自分の好きな時に消すことができます。消したいバフにカーソルを合わせ、右クリックを押すだけです。デバフはその方法では消すことができません。
ミニマップ
ミニマップには、自分を中心とした周辺の地図が表示されます。ミニマップ上にはクエストをくれる人や、クエストを報告する人、町の中ではベンダーの位置などがアイコンで表示され、自分の目的地を探すことができるようになっています。
- 一番上の緑色の文字は、自分の今いるエリアの名前を指します。文字の色がどちらの領地かを示しています。
- エリア名の右側の小さなアイコンをクリックするとワールドマップが開きます。このボタンを押さなくても、Mキーを押すことでマップを開くことができます。
- マップアイコンの下の15と書かれている数字部分をクリックすると、カレンダーが表示されます。カレンダーではWoW内でのイベントのスケジュールを確認することができます。
- カレンダーの下に表示されている手紙のアイコンは、未読メールがあることを示しています。町にあるメールボックスでメールを確認することができます。
- メールアイコンからさらに下に行くと、マップの拡大縮小ボタンがあり、その下に時間が表示されています。時差があるため、表示されている時間はパソコンの時間で、カーソルを合わせるとサーバーの時間を確認することができます。マップは縮小して広い範囲を確認できるようにしておくのがオススメです。
左側の虫眼鏡マークをクリックすると、ミニマップ上に表示するアイコンを選択することができます。
町の鍛冶屋さんを探したり、フライトマスター(町同士を結ぶタクシー)を捜したりする時に便利です。
チェックを入れたものがミニマップに表示されるので、自分の必要なものにチェックを入れるとよいです。チェックを入れすぎて表示内容が増えすぎると、ミニマップが気持ち悪いことになるかもしれませんので気をつけましょう。
1つ1つの内容については、誰か知ってる人に教えてもらってね。
ミニマップはクエストで倒す敵が大体どのエリアにいるかなども表示してくれるため、クエストを進める上でとても便利です。
ユニットフレーム
自分やパーティメンバーのHP(Health Point=体力)とリソース(ManaやEnergy、スキルを使う上で必要な力)を表示しているこいつを、ユニットフレームといいます。
ユニットフレームはその人の状態を表示してくれるほか、クリックすることでクリックした人をターゲットしたり、右クリックメニューからフレンドリクエストを送ったりすることもできます。
誰かほかのプレイヤーや、モンスターなどをクリックしてターゲット(=選択)すると、自分のユニットフレームの右側にターゲットした人・モンスターのユニットフレームが表示されます。
3段あるユニットフレームの最上段にプレイヤー・モンスターなどの名前、2段目にそのキャラクターのHP、3段目にリソースが、それぞれヘルスバー・リソースバーで表示されています。
バーの横にある顔表示はポートレートといって、その人の姿をざっくりとあらわし、その脇についている数字は、その人のレベルを表します。
また、ターゲットユニットフレームの下部分にはその人についているバフ・デバフが表示されます。
ポートレートを右クリックすると、その人に対するさまざまなアクションをメニューから選んで実行することができます。
Add Friendを押せば、フレンドパネルを開いて名前を打ち込まなくても、クリックするだけでフレンドの申し込みを行えるし、Whisperをクリックすれば、同じように名前を打ち込まなくてもその人に対するウィスパーメッセージを送ることができます。Inviteをクリックすれば、パーティへの招待も可能です。
WoWではユニットフレームだけでなく、いろんな場所に表示されている人の名前を右クリックすることで、パーティへの招待や、上に挙げたアクションを実行することができるので、右クリックメニューは便利なんだよと覚えておくといいかも。
また、ユニットフレームは自分の好きな場所に移動させることもできます。メニュー下部のMove Frame→Unlock Frameをクリックすれば、ユニットフレームが動かせるようになり、見やすい場所へ配置換えすることもできます。配置の変更が終わったら忘れずにLock(=固定)してくださいね。
ユニットフレームには、自分やターゲット、パーティメンバーの状態を表示するだけでなく、右クリックからの色々な機能があるので、ちょこちょこいじくってみて、どんなことができるかを知っておくと、いろいろと楽にプレイすることができるようになります。
アクションバー
画面下に表示されている、スキルアイコンをセットするバーをアクションバーといいます。スペルブック(後述)に載っている自分の覚えたスキルをここにセットすることで、ゲーム中それらのスキルをすばやく使用することができます。アクションバーにはスキルだけでなく、アイテムやマクロなんかもセットすることができるので、ショートカットとしても便利なものです。
アクションバー周辺には、WoWのさまざまな機能へアクセスするボトムアイコンや、自分の使っているカバンを表示するバッグスロット、自分の今の経験値を表示するXPバーなどがあります。
アクションバーの使い方は簡単で、アクションバーに登録したいスキルやアイテムを、スペルブックやカバンからドラッグするだけです。デフォルトで1~0と、=~キーまでのキーがキーバインドされているので、アクションバーにセットされたスキルをクリックするほか、それらのキーを押してもスキルやアイテムを使用することができます。
キーバインドは設定で変更できるので、慣れてきたら自分の操作しやすいキー設定にするといいです。
アクションバーのここにあるのはXPバーで、自分が次のレベルにあがるまでどれくらいかを視覚的に知ることができます。カーソルをあわせると今の経験値/レベルアップに必要な経験値が数字で表示されます。また、Rested XP(WoWをプレイしていない時間に応じてもらえる、経験値が倍になる期間)も色違いのバーで表示されます。
これはボトムアイコンです。ここから、WoWのいろんな機能にアクセスすることができます。左から順に
- キャラクターインフォ
- スペルブック・アビリティ
- スペシャライゼーション・タレント
- アチーブメント
- クエスト
- ギルド
- グループファインダー
- コレクション
- アドベンチャーガイド
- ショップ
- ゲームメニュー
キャラクターインフォを押すと、キャラクターパネルが開きます。ここでは、自分のキャラクターの装備品の確認や、新しい装備品を装備したり、装備しているものをはずしたりすることができます。
また、右下の矢印を押すと、自分のステータスを詳細に確認することができます。
下部のタブにあるReputationは、WoWの世界におけるいろんな種族からの、自分の評判を確認することができます。評判がよくなると、その種族から特別なごほうびがもらえたりします。
Currencyでは、お金以外の通貨を確認することができます。WoWの世界でのお買い物は、お金だけでなく、相手によっては物々交換のような形だったり、何らかのポイントで買い物をすることがあります。それらの物品やポイントがここに表示されます。
スペルブック・アビリティパネルでは、自分が覚えているスキルやアビリティと、これから覚えることができるものがレベルいくつで覚えられるのか、などを確認することができます。
自分のクラス独自のスキルと、クラス関係なしに使用できるスキルとが、右側のタブで別れてまとめてあります。
アクションバーにスキルを登録するときは、このパネルを開いてスキルをセットします。間違えてアクションバー上のボタンを消してしまったときなど、スキル類はすべてここにまとめてあるので、ここを確認しましょう。
スペシャライゼーション・タレントパネルでは、自分のクラスのスペシャライゼーションの選択・確認や、タレントの取得、グリフの設定などを行うことができます。
WoWには何種類ものクラスがありますが、ひとつのクラスにつきいくつかのスペシャライゼーションをもっていて、スペシャライゼーションの選択は、いわばどういった方面に専門的になるか?ということを決定します。
たとえば、パラディンという同じクラスでも、スペシャライゼーションがホーリーならば、味方への回復魔法に特化した回復役になり、レトリビューションというスペシャライゼーションを選択すれば、攻撃に特化して敵に切り掛かってダメージを与える攻撃役になります。
スペシャライゼーションはレベル10になると選択できるようになり、すこしお金がかかりますが選びなおすこともできます。レベルが上がると2つのスペシャライゼーションを切り替えることができるようにもなるので、いろいろと試してみて、楽しみを見つけられるといいと思います。
下部のタブにあるTalentsパネルでは、タレントの確認をすることができます。レベルが15になると、タレントパネルにて新しい能力を獲得することができます。タレントはレベルがあがるごとに手に入れることができる特殊能力で、ステータスを底上げしたり、覚えているスキルを強化したり、タレントでのみ覚えることができるスキルを覚えられたりします。これも簡単にやり直しができるので、いろいろと試してみるといいと思います。Glyphsパネルではグリフの設定をすることができます。グリフはタレントとよく似ていて、覚えているスキルに特殊な効果を付加することができます。よい効果のみを付加するタレントと異なり、グリフでのスキルの強化には、効力は強くなるが効果時間が短くなる、などのデメリットが伴うことが多いのが特徴です。
アチーブメントパネルでは、自分が得た実績の確認をすることができます。アチーブメントとは、ざっくり言うとプレイステーションのトロフィーみたいなもんです。クエストを500個こなした!とか、高いところから死なずにダイビングした!とか、そんなのを達成したときにもらえます。
さまざまな種類があり、基本的にはプレイに影響しないですが、中にはアイテムがもらえたりするものや、特定のアチーブメントを獲得しないとアンロックしない要素などもあります。
クエストパネルでは、地図と自分の持っているクエストを確認することができます。パネルを開くと自分のいる場所のもっとも詳細な地図が表示され、地図上で右クリックすることでズームアウトして広い範囲を確認することができます。
左クリックと右クリックでさまざまな場所の地図を確認できるので、いろいろ試してみるとよいです。
パネルの左側には自分のいるエリアのクエストが表示され、左側上部のボタンを押すと自分の持っているすべてのクエストを確認することができます。どこに行ったらいいのか分からなくなったときは、クエストパネルを確認しましょう。
グループファインダーパネルでは、ダンジョンやバトルグラウンドなどのコンテンツに参加するためのグループを探すことができます。
WoWには、5人パーティで挑むダンジョン、7人~25人で挑むレイド、2~40人で挑むアリーナ・バトルグラウンドという場所があって、それらをクリアすることでよい装備やアイテムを入手することができます。
グループファインダーでは、そういったグループで、空きがあるところを自動的に探して、1人でプレイしている人でもそれらのコンテンツに参加できるようになっています。
コレクションパネルでは、自分の持っているマウント(=乗り物)や、トイ(=おもちゃ)、ペット、ヘアルーム(=家宝)などの確認をすることができます。
これらのアイテムは通常のアイテムとは違い、キャラクター同士で共有で使用できるアイテムで、一度手に入れたものは別のキャラクターを作成してプレイするときにも使用することができます。
マウントパネルでは、スペルブックと同じように、乗り物をアクションバーに登録することもできるので、これらのアイテムを手に入れたら確認してみるとよいです。
アドベンチャーガイドパネルは、キャラクターのレベルに合わせて、なにをするといいか?ということを教えてくれます。
WoWではエリアごとに適正レベルが設定されていて、レベルが上がるごとにいろいろなエリアを旅していくことになります。エリア内のクエストがなくなってしまったり、簡単すぎるなと思ったときなどに確認してみるとよいです。
ゲームメニューでは、ログアウトやゲーム終了のほか、WoWの設定や、インターフェイスのカスタマイズ、キーボードの設定などを行うことができます。
インターフェイスのカスタマイズでは、アイテムを拾うとき自動ですべてのアイテムを拾ってくれるような設定や、ユニットフレームのHPバーに数字で値を表示する設定など、役に立つ設定項目がいくつかあるので、少し慣れたのならぜひ設定をいじってみることをおすすめします。
Bキーを押すとバッグが開きます。バッグははじめから持っているバッグに加え、最大4つのバッグを持ち運ぶことができます。バッグスロットには、自分が今持ち運んでいるバッグが表示されていて、新しいバッグを入手したときにはここにバッグをドラッグすることで、追加されるようになっています。
バッグはひとつにつき4~30種類のアイテムをしまうことができ、クエストやオークションなどで手に入れることができます。
バッグにはこのように、そのバッグのスロット数が書かれています。今自分が使っているバッグよりたくさんのものを入れることができる大きなバッグを手に入れたら、小さいのと入れ替えて、持ち運べるアイテムの量を増やしていきましょう。
よくぞここまで書ききったと、自分を褒めてあげたい。
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