海賊とよばれた男 上
これもまた買ったけど読んでなくて積んでた本。
永遠の0を数年前に読んでゼロ戦にかぶれ、大空のサムライを読んだ後、百田尚樹+2次大戦の世界にもう一回浸りたい!と思って手に取った本がこれでした。零戦に乗って戦うわけじゃあないけど、主人公の国岡鐵造はまさにサムライ。
話の基本は主人公の国岡鐵造さんが、戦後ぼろぼろになった日本で、生業としている石油小売業で、どんな仕事っぷりをしていくか。その中で、国岡さん自身の仕事に対する考え方や、社員に対する思いや、何を目標として頑張ってるか、ってことが描かれます。これが熱い。とってもアツい。
半沢直樹が大好きで、半沢の仕事に対する信念は、スーパーマンにあこがれる子供の如く尊敬しているんだけど、この国岡さんの信念にも、それと同じようにあこがれる。
上巻は国岡さんが経営する国岡商店の話に、国岡商店の社員何人かのエピソードがいくつか混じり、後半は国岡さんの生い立ちで終わる。一つ一つのエピソードに、僕はいちいち感動していました。
今こんな会社があったらブラック企業だと言われるんだろうけど、自分に課せられた役割に対してまっすぐ、純粋にそれを実行する、要は一生懸命仕事する人間が描かれてるこの本を読んでいると、そんな評価をすることも、してるのを見ているのも、くだらないんじゃないかと思えてくる。
下巻買おう。
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